2018年度社労士試験を無事に一発合格しました。が。
初学かつ、海外在住で周りに相談相手もいなかったので、今振り返ると、回り道だったこと、無駄だったことが沢山ありました…。
これから受験する方に同じ轍を踏んで欲しくない。
今回の記事では、これはやっちゃダメ!だった私の体験談を5つ、ご紹介します。
▼合格したいならこれはやっちゃダメ!
ダメ①勉強を中断する
社労士合格を目指す!と決めたら、「勉強しない日」は可能な限り作らないことをお勧めします。
私はTACの総合本科生の講座を2017年9月に受講開始し、9か月間の勉強で、2018年8月の社労士試験に合格しました。
計算合わなくね?9月から始めたなら勉強期間は12か月のはず。
するどいねえ・・・・
そうなんです、受験期間のなかで2.5か月~3か月、全く勉強しない期間を作ってしまいました。
実家でかわいがってきた愛犬の悪性リンパ腫が判り、一時帰国するまで気もそぞろになってしまったんです(つきっきりで世話をする母のことも心配でした)。
その子が他界した後もしばらく落ち込み、日常の家事を除き、何も出来なくなってしまいました。
こうして、合計3か月のブランクが出来てしまいました。
そこまで日が経ってしまうと、9月~11月で積み上げていた労基法・安衛法・労災の知識はほぼ抜けてしまい、2月から実質仕切り直しでした。
ゼロからどころか、マイナスからのスタートで、取り戻すのが非常に大変でした…
こんなにブランクを作ってしまう人はいないかと思いますが、「"なんとなく"勉強しなくなる」というのは一番もったいないです。
取り戻すのはとても大変なので、覚悟を決めたら、どうか、最後までやり遂げて下さい。
ダメ②勉強時間のログを取る
勉強を始めてすぐの頃、勉強時間のログを取っていたのですが、はっきり言って無駄でした。
社労士試験に挑む前に「社労士 勉強時間 合格」と検索して1000~1500時間と出てきたのを鵜呑みにし、1か月あたり〇〇時間!と到達目標を立て、日々達成時間の進捗管理をしていたんですよね。
意味がない+面倒くさいのダブルパンチで、すぐに辞めました。
それよりは、やるべきことを小さなタスクに細分化して、そのタスクの進捗管理にフォーカスしたほうが合理的でした。
総勉強時間というのは結果論であって、必要なタスクを洗い出し、それを忠実にこなしていけば、必要時間数には自然と達します。
ダメ③まとめノートを作る
社労士試験には、丁寧なまとめノートは不要です。
試験範囲が膨大で、ノートなんか作っていたら永遠に終わりません。
私はこれまで何か勉強をするときは、何かとまとめノートを作ってきたので、社労士試験を始めてすぐの頃も、ほぼ何も考えずに講義のまとめを書きつけていました。
だけどこれが時間かかる…
そして、手が疲れる…
早いうちに諦めて、教科書に情報を集約するスタイルを採用したら、一気にスピードが上がりました。
まとめノートの代わりに、以下のものを作りました。
☆2回転目~:横断まとめを200枚ほど作った(コクヨのB6サイズの情報カード)
☆直前期:A4シートに各科目ごとのキーワード書きつける
☆直前期:A4シートに何度も間違えた問題を書きつける
↓こちらの記事に詳しく書いています
ダメ④横断整理を他力に頼る
横断整理はぜひ自力で…!
初めのうちは要領もわからないので本に頼りがちなのですが、自分で頭を動かして自分の手でやることをお勧めします。
私は当初、教科書同様に、横断整理本に書き込んで情報集約していこうと考えたのですが、所詮、他の人が作ったもの。脳に全く入ってきませんでした…
それに、どこかの段階で「もっとこういうポイントでまとめたほうが覚えやすいのに」「こういう視点でまとめてみたい」というのが出てきます。
自分でやれば、自分の脳が覚えやすいように好きに書けます。
B6サイズの情報カード(片手で持ってパラパラめくれるサイズ)を使ってまとめておくと、検索性や携帯性も高まるのでおすすめします。
ダメ⑤最初から100%理解しようとする
多少ピンボケでもいいので、まずは全教科の1回転目コンプリートを目指して先に進みましょう。
2回転目からが勉強の本番です。
私の1回転目は、ひとつひとつ完璧主義で進めてしまって、次の科目になかなか辿り着けず、その間に、記憶もどんどん失われていきました。
まだ理解出来ていない箇所にはテキストに付箋をしておき、心を鬼にして先に進みましょう。
他の教科を終えてからまた戻ってくれば大丈夫です。
▼まとめ
・社労士受験を覚悟したら、途中ブランクを作らないようにする。ゼロどころか後退してしまう
・勉強時間のログをとるのはムダ。それよりも日々のタスクにコミットする
・まとめノートを作るくらいなら、教科書に情報を集約する
・横断整理は自分の頭と手を使おう、そのほうがずっと記憶に残る
・最初に100%理解することは無理なので、ピンぼけでも先に進もう
今回の記事はいかがでしたか?
社労士試験に関する記事や、駐妻生活がちょっぴりごきげんになるような記事を書いています。(時々、日常のことも)
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