駐妻みんとの陽だまり喫茶

元仕事人間、30代、新興国での駐在3年目。

【保存版】駐在中の安全のために。情報が自動的に集まる仕組みをつくるには?

これから駐妻になる方へ、また駐在生活を開始して間もない方へ。

安全管理どうしてますか?

安全管理・危機管理の要は、なんといっても「情報収集」です。

今回の記事は、旦那さんや旦那さんの会社任せにせず、駐妻が自ら家族のために行える情報収集というテーマで書いてみます。

▼情報が自動的に入ってくる仕組みをつくろう

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近年は欧米諸国も含め、世界中どこも安全とは言えない状況になってきました。

私は駐妻生活2か国目でどちらも新興国です。

  • 前の国:中東の端っこ。2011年~2012年にかけて起こったアラブの春の余波をまだ引きずっており、ピーク時からは落ち着いたものの時々テロが起こり、気が抜けなかった。日本人も少なく、情報収集は自ら工夫しないと難しい環境だった。
  • 今の国:比較的治安が良いといわれる国で、日本人も多く居住するため、日本語による情報収集がしやすい環境。

上手な情報収集のポイントは、自動的に欲しい情報が入ってくる仕組みを作ること。

一度築いてしまえば精神衛生上もラクなので、早いうちに仕組みづくり、やっちゃいまいましょう。

日本人が少ない国・多い国と両方の居住経験から、有効だった方法をご紹介していきます。

▽超初級:外務省への在留届の提出、済んでますか?

やっとるわい、と怒られてしまうかも知れませんが・・

駐在先の住所が正式に決まってからにしようと保留にして、そのまま忘れがちです。
オンラインで15分もあれば申請できるので、サクッと済ませてしまいましょう。

 

在留届を提出することで初めて、日本の外務省で「あなたがその国に居住していること」が認識されます。
いざという時の日本国からの支援が得られますし、外務省・現地大使館からの注意喚起メールが届きます。
 

意外と知られていないのが、家族のメールアドレスも登録できるということ。
在留届の提出は世帯で1つなので、旦那さんが世帯主として提出するケースが多いと思いますが、その際に帯同家族の連絡先(メールアドレス)も登録が可能です。

外務省・大使館からのメールがあなたのメールアドレス宛てに届いていなければ、旦那さんの申請の際、あなたの分の登録を忘れている可能性がありますので、届け出内容を修正してもらいましょう。

旦那さんからいちいち、メールを転送してもらう手間も省けます。

▽初級:Googleアラートをフル活用、情報は逃さない

Googleの機能「Googleアラート」をご存知でしょうか?
キーワード(居住する国名など)を登録しておくと、指定した時間に、様々なソースからそのキーワードを含む記事へのリンクを収集して、まとめてメールを送ってくれます。

収集するソースの範囲も指定することが出来て、ニュースだけにする/個人のブログ記事を含める、といったカスタムが可能です。
便利な無料サービスなのでぜひ使ってみてください。

 

▼日本人が少ない国の場合は、さらに工夫が必要

とにかく情報から孤立しないようにすることが大切です。

中東に住んでいた頃に私がしていたことは以下の3つです。

▽初級:現地ニュースメディアに毎日触れる

現地の大手ニュースメディアを活用しましょう。大手だと英語版の記事も用意されていることが多いです。
ウェブ版なら英語が苦手な人でもGoogle翻訳を使えば、ある程度概要を掴むことも簡単です。

 

毎日クリックして開くのはだんだんおっくうになるので、必ず目に付くように、ホームページに設定するなどの工夫をするのがお勧めです。

  • パソコンの場合:ホームページに設定する 
  • iPhone・スマホの場合:ホーム画面に追加し、毎日使うアプリのそばに配置する

また、その大手メディアがどんな主義主張の上に立っているのかもよく踏まえておく必要があります。

私が中東で読んでいたメディアは政府系で、現政権に都合のよくない情報は発信されなかったり、論調がねじ曲がっていたりする可能性がありました。

その点を踏まえ、現地の友人からの情報で情報を補足するようにしていました。

▽中級:日本人学校の保護者向けの情報を共有してもらう

知り合いに、お子さんを日本人学校に通わせている方や学校関係者の方はいませんか?
日本人学校には、子供の命を預かる場所という性質から、危機管理や健康管理についての情報が沢山集まります。


私は子供がいないので本来日本人学校には縁がなかったのですが、幸い、学校関係者のお友達がいて、保護者向けに学校が出している情報(医療機関の情報、インフルエンザ予防接種が受けられるクリニックなど)をもらっていました。

困っていることを察して欲しい、とただ待っているだけでは情報はもらえませんので、
自分から働きかけてみましょう。

▽中級:現地の友人をつくり、活きた情報をもらう

これまで挙げてきた、外務省・大使館からのメールやgoogleニュース、日本人学校の保護者向けの情報は、「すでに起こった過去のこと」。
「今後起こるかも知れないこと」へのアンテナはまだ不足しています。


現地の方に協力してもらい、現地の人ならではの活きた情報をもらいましょう。

 

前に住んでいた国では、現地語と料理を習っていた先生(その後友達になった)から、気を付けるべきことがあればどんな小さなことでも知らせてもらっていました。彼女からもらっていた情報は、例えば…

  • 記者クラブのトップが政府系メディア出身者に交代になり、報道の自由を求める抗議デモが裁判所での前で起こりそうだ。付近には近づかないほうがいい。
  • 地下鉄の初乗り料金が2倍に改定され民衆の抗議行動が頻発している。地下鉄駅には近づかないように。(地下鉄はその国では安価な移動手段で、特に車を持たない低所得者層の人が利用していたので、値上げ当日は各駅で騒動があり逮捕者も出た)

毎日現地ニュースを見ていてもキャッチできない内容だったので助かりました。

この情報網は生きものなので、いざという時にきちんと機能するようにするには、まめな手入れが必要です。

つまりは、もらってばかりではなく、相手が喜ぶ形でお返ししましょう。人間だもの(みつを)。

現地の人の友達を作る方法はこちらをどうぞ♪

www.upgrading-skills.com

 

私は1人で出かけるとき、カバンにホイッスルを付けています。

LEDライト(ボタン電池交換式)も付いているから、夕方でも安心です。

 

▼危険予知能力=情報×その国についての基礎知識

ここまで活きた情報を得るためのTipsをお伝えしてきましたが、そうした情報も、ベースとなる基本の知識と組み合わせて初めて、危険予知につながります。

基本知識を得るためにおすすめの手段をご紹介します。

▽地球の歩き方、あらためて読んでみよう

「地球の歩き方」などの詳しめのガイドブックを持っている方は多いと思います。
駐在生活を始めてすぐの頃にさらっと流し読みし、後はしまいこんでませんか?

土地勘が少しついた頃に読み返すと、まるで初めて読んだかのようにたくさんの気づきがあったりします(私がそうでした)。
地球の歩き方の巻末のほうの単色印刷のページは、歴史や政治、宗教、文化に関する情報がギュッとコンパクトにまとまっています。

 

▽明石書店のエリア・スタディーズ シリーズ読むべし!べし!

世界各国(地域)の概要をわかりやすく解説した、明石書店のエリア・スタディーズ シリーズをご存知ですか?

経済や政治、歴史、宗教、人々の生活や食文化にいたるまで、その地域の専門家がテーマごとに執筆した記事が40~60章とボリュームたっぷり。
これ一冊あれば、その国についての理解がぐぐっと深まります。


地域は、欧米諸国だけでなく、中東やアフリカ、アジア、南米も広くカバーしているので、あなたが駐在している地域もきっと見つかりますよ。

夫の仕事にも役に立ちました。

▼まとめ

☆情報が勝手に入ってくる仕組みづくりが肝心
・在留届、帯同家族のメールアドレス登録してる?
・Googleアラート登録で、現地ニュースを自動収集

☆日本人が少ない国では更に工夫が必要
・現地ニュースに毎日触れよう
・日本人学校の保護者向け情報を分けてもらう
・現地の方から活きた情報をもらおう

☆情報×基礎知識=危険予知能力
・地球の歩き方を読み返して基礎知識をおさらい
・明石書店のエリア・スタディーズシリーズで基礎知識を磨く

 

より安全な駐在生活を送るために。

あなたの出来ることから取り入れてみてくださいね。

 

今回の記事はいかがでしたか?

駐妻生活がちょっぴりごきげんになるような記事を書いています。(時々、日常のことも)

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